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先輩社員の声

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世界が認める品質を、
この手で1番にしたい。

製造職
T.HIRONORI

2008年に入社し、現在まで製造職として、ダイヤモンドホイールの製造に携わってきました。率直に言えば、高校の機械科を卒業する時、特に明確な目標があったわけではなく、「給料が良い」「自動車に関われる」という理由でこの会社を選びました。しかし、入社から15年経った今、その選択は私に想像以上の誇りをもたらしてくれています。

私が所属する第一製造部スーパープラスチック課では、ダイヤモンドホイールを製造する最初の工程を担当しています。プラスチックの粉とダイヤモンドの粉を混ぜ、大まかな形に加工していく作業。「大まか」と言っても、その精度は1000分の1ミリ単位という緻密なものです。一見単純に見える作業ですが、実は高度な技術と知識が必要な重要な工程なんです。

私たちの手で作られたダイヤモンド工具は、自動車のガラスを削ったり、半導体のチップを作ったり、家電製品の部品を磨いたり、ありとあらゆる産業で使われています。「うちの製品がないと、日本の、いや、世界のモノづくりが成り立たない」。そう実感できる瞬間が、この仕事の一番のやりがいです。

入社して15年、技術を磨き続け、国家資格の1級を取得することができました。今の部署に移ってからも日々新たな技術を学んでいますが、まだまだ成長の余地があると感じています。「やるからには一番になりたい」という気持ちが常にあり、入社した頃から「いつか、この会社で一番になる」と思い仕事に打ち込んできました。私の目標は、山梨旭ダイヤモンド工業を、誰もが知っているような存在にすることです。そのためにも、より高い精度、より良い品質を追求し、会社に貢献していきたいと思います。

うちの会社の雰囲気は、一言で言うと「あたたかい」ですね。社員同士の仲が良く、誰とでも気軽に話せる環境です。上司や先輩も、みんな親身になって後輩の成長をサポートしてくれます。

資格取得に挑戦した時も、周りの人がいろいろな面で助けてくれたからこそ、目標を達成できました。この会社には人と人との強い繋がりがある。その絆が、高い技術力を支えているのだと、私は思います。